前向きと後ろ向きをいったりきたり。

一番苦手なこと。

それは人前で話すことです。あがり症なんです。

緊張したり、あがってしまうのはしょうがないのですが、

緊張して声が震えるのがとても恥ずかしいです。

 

仕事で必要に迫られて、

人の前でお話することがこれまで何度もありました。

少ない時で、5、6人、一番多い時で100人近く。

人数に関係なく、緊張します。あがります。

だけど、考えてみると、緊張してあがるのだけど、

声が震える時とそうでない時がある。

私の場合、あくまでも私の場合、

大きな声を出さないといけない場合は、

ほぼ声がうわずってしまいます。

でも、マイクを使うとなぜか生声(というのか?)の時より

少しは落ち着いている気がします。

 

たまぁに、ごくごくたまぁに、

話していてだんだんとノッてくるというか

「あれ、私、こうやって人に話すこと好きなのかも」

と思うことが本当にたまにあります。

そんな時は、違った自分を垣間見た気がして、

ほんの少しワクワクします。

 

どうして緊張するのか、あがるのかを考えると、

その根底には、失敗したくない、批判されたくない

という気持ちがあるのかもしれません。

それは失敗したり、批判されることへの恐怖ですよね。

私が最初に緊張したのはいつだったのだろうと

過去の記憶を巡っていくと、ありました。

何年生か覚えていませんが、小学生の時の学芸会です。

歌って踊る出し物をしていたのですが、

その途中の場面で、私から歌い出すシーンがありました。

その時に、あまりの緊張で声がうわずってしまったのです。

すごく恥ずかしかった。

そんな記憶が蘇ってきました。

これが心の奥底に横たわっていたのかもしれないなぁ。

 

緊張せず、落ち着いて人前で話ができる人がうらやましいです。

でも、そういうのって、馴れもあるのかもしれませんね。

なにごとも経験で、失敗や恥ずかしいことを怖がらず、

失敗しても、声がうわずってもいいっ!!って

開き直っチャレンジしなければ、

いつまでたってもあがり症のままなのかも。

恐れずに、挑戦することが大切なのかも。

 

と、今、こうやってぐだぐだ書いているのは、

この一番苦手な人前で話すということに挑戦するかしないのか、

決めなければならないことがあるからです。

自分に自信がないから、やらない理由を先に考えている自分がいます。

一方で、

案外楽しいかもよ、自分がどうなるのか見てみたいと思わない?

と、はっぱをかける自分もいます。

両方の自分がせめぎあっています。

そうだ、苦手なこと、一番苦手なことだと決めつけていることが、

すでに苦手なことにしているだ!!

苦手苦手と自分に暗示をかけているんだ!!と思おうかなぁ。

 

がんばってみよう!という前向きな自分と

やっぱり怖い…という後ろ向きな自分。

そんな自分をいったりきたりしているところです。